警視庁保安課が各種ガイドラインの遵守を要請～東京都遊協理事会

警視庁保安課が各種ガイドラインの遵守を要請～東京都遊協理事会 グリーンべると2024年11月28日

東京都遊技業協同組合は11月27日、都内で臨時総代会と定例理事会を開催した。開会に先立ち、警視庁生活安全部保安課の森浩史風俗保安対策官が行政講話を行い、各種ガイドラインの遵守について要請した。

森対策官は、業界で制定した「賞品の提供方法に関するガイドライン」と「貯玉・再プレーシステムに関するガイドライン」について、警察庁からの事務連絡があり、ガイドラインに沿って営業するのであれば問題ないという認識を示した。一方で、専用賞品については、提供方法いかんによっては賞品の提供方法に関する規則に違反するおそれがあり、また、貯玉再プレーシステムの整備や維持管理に要する費用の範疇を超えて遊技客から遊技球を徴収することなどがあれば違反することになる旨を指導し、各種ガイドラインの遵守を要請した。

また、臨時総代会の冒頭で挨拶した阿部理事長はそのガイドラインについて、特に広告宣伝ガイドラインの違反に対する是正勧告が多数出されているとして、「業界で決め事を守れないのであれば、ガイドラインをやめますか、ということになりかねない」と危機感を示し、「広告宣伝に関しては他社に抜け駆けをするのではなく、業界として守るところは守る、違反のない状況を作ることが大事」として、出席した理事らにガイドラインの遵守と周知徹底をお願いした。