パチスロは好調を維持、お盆営業は2期連続で前年比プラス|メイドインサービス
アミューズメントジャパン2024年8月30日
パチスロ運用に特化したコンサルタント企業メイドインサービス(東京都府中市)が8月23日、ホール企業限定のパチスロ定例セミナーを開催した。パチスロの最新動向を伝える毎月定例のもので、今回で27回目。
講師を務めたのは同社事業戦略部セールスプロモーショングループの池上周平主任。セミナー冒頭では7月のパチスロ市場を振り返った。7月に導入された新機種は11機種。販売台数はスマスロが5万1000台(分納含む)、6.5号機が2万1000台だった。7月末時点のスマスロ機の設置比率を見ると44.5%と前月から0.2ポイントアップした。
個店ごとの戦略構築を支援する同社の分析レポート配信サービス「SIRIUS」(シリウス)の総合ランキングでは、トップ25に7月導入のスマスロ新機種が4機種ランクイン。最も高い順位だったのは『L戦姫絶唱シンフォギア 正義の歌』で10位。注目機種の『Lゴッドイーターリザレクション』は20位、『L真・北斗無双』は21位だった。
今回の特集は「2024年度 お盆データ」。例年よりも長い、最大9連休となったお盆期間のデータを振り返った。
同社が集計したデータによると、好調なパチスロ市場は平均稼働、平均売上、平均粗利すべてで前年を上回り、2年連続で前年比プラスとなった。池田主任は「平均設定も約1.4と例年より上がっており、設定を使ったホールが多かった印象。お盆前の一カ月間と比較した稼働上昇率は115.1%に留まったが、8月16日の台風の影響がなければ、もう少し上昇したはず」と話す。
次回セミナーは9月13日を予定している。
文=アミューズメントジャパン編集部