7月のホール企業採用熱 前月を上回り今年一番の1.11ポイントを記録
遊技通信2024年8月15日
パチンコ業界に特化した人材採用支援を行うパック・エックスが、ホール企業の採用意欲について毎月まとめている「パチンコホール企業の転職市場状況」によると、2024年7月の採用ニーズは前月を上回る1.11ポイントだったことがわかった。同社の滝沢統括マネージャーは「7月は春先以上に活況となり現時点で今年一番の数値。同月が前月を上回ったのも実に5年ぶりのこと」とし「新卒採用の状況から中途採用へ着手、再開する企業も増えている」と近況を語った。
「パチンコホール企業の転職市場状況」はパック・エックスが独自に算出している指標。数値が平均値1よりも高いとパチンコホール企業の求人が多いということになり「採用熱が高い」ことを、平均値1よりも低いと求人が少ないということになり「採用熱が低い」ことを示す。
市場では、日工組が「スマパチ×LT2.0」キャンペーンを開催した。同キャンペーンは、7月以降スマートパチンコのみに搭載可能となった「新LT(LT2.0)」や「新Cタイム」をファンにアピールすることを目的に開催。こうしたイベントを通じて、新規層の開拓やスリープ層の掘り起こしにも期待したい。
転職市場の今後について滝沢統括マネージャーは「8月に入り求職者の活動がやや鈍化するのは例年通りの動き」とし「盆期間および盆商戦が落ち着いてから活発的になると予想しているが現役人材にとって自社の展開や動向に対し『気がかりな時期』は求人探しをするタイミングともいえ求人内容を見直すタイミングでもある」と述べた。