日遊協定例理事会 次世代に向けてパーパスのブラッシュアップを図る
遊技通信2024年7月29日
日遊協は7月25日、都内中央区の本部会議室において定例理事会を開催。その後リモートを併用した記者会見が行われ、西村拓郎会長、御手洗伸太郎専務理事が出席した。
会見では、パチンコ・パチスロ産業合同祝賀会の開催結果、自己申告・家族申告のプログラムの推進状況、広告宣伝ガイドラインの運用状況等についての報告が行われた。
合同祝賀会について西村会長は、「祝賀会では遊技産業のパーパスが発表されたが、業界が一丸となって何かを作り上げていくことは良い事だと思っている。我々の業界を次の世代にバトンタッチしていくためには、遊技産業のパーパス策定が大きな切っ掛けになる。色々な考え方があるので難しい部分もあるが、今後もブラッシュアップを図っていきたい」と述べた。
自己申告・家族申告のプログラムの推進状況については、24年6月末現在で自己申告が89.4%、 家族申告が84.6%となっている。
広告宣伝ガイドラインの運用状況については、情報提供窓口が開設された2023年の4月から今年の6月末までに情報提供があった件数は1362件。そのうち是正が必要な物は506件で全てが是正されている。
当日は、違法ゲーム賭博店に改造したパチスロ機を提供したとして、常習賭博ほう助の疑いで通称「機械屋」が摘発された事件を受け、神奈川県警から日遊協など21世紀会の会員各団体を通じて遊技機流通の適正化について協力依頼されたことが報告された。