全日遊連が総会 阿部理事長が6期目へ
アミューズメントジャパン2024年6月28日
全日本遊技事業協同組合連合会は6月24日、都内のホテルニューオータニで通常総会を開催。任期満了に伴う役員選任で阿部恭久理事長を再任した。阿部理事長は6期目に臨む。
冒頭であいさつに立った阿部理事長は、遊技人口と店舗数の減少に歯止めがかからない現状に触れ、「お客様がパチンコから離れていってしまった最大の原因は、楽しく安心して遊ぶことができない現状のホール営業にあると考えている」と述べ、「パチンコが再び日本の代表的な娯楽として認知され、もう一度遊技人口の拡大を目指すには、私たちホール営業者が率先してお客様あっての大衆娯楽であるという認識の下、原点に立ち返り、パチンコ・パチスロの魅力を伝えていかなければならない」との認識を示した。
阿部理事長はまた、依存問題対策などの業界の課題を挙げた上で組織のまとまりの重要性に言及。「どんな窮状においても、個の利益に固執することなく、組織一丸となった活動の継続は力となり、やがてその力により、一筋の光明が差すものと思う」と述べて結束を呼びかけた。
なお、本総会で選任された新役員は以下の通り(敬称略)。
理事/玉川昌範(石川)、村田勝彦(島根)、佐々木彰太郎(愛媛)、監事/河本勝弘(大阪)
文=アミューズメントジャパン編集部