ホールに合った「三大SNS」の利用方法をセミナーで解説|SANN
アミューズメントジャパン2024年7月9日
SANNは6月25日から26日にかけて、ホール向けの無料オンラインセミナー「三大SNS広告(X/Insta/LINE)×諦めない広告戦略」を開催した。
2部構成で行われたセミナーの第一部は「三大SNS広告(X/Insta/LINE)」。デジタルマーケティング事業部の山田裕生氏が拡散性No.1の「X」、話題性No.1の「Instagram」、月間アクティブユーザー約1億人の「LINE」それぞれの特徴について解説した。
Xの特徴については、匿名でポスト可能でリアルタイムで反映されるためパチンコホールとの親和性が高く、拡散力もほかとは比にならないほど高い媒体であり、競合フォロワーの指定配信、キーワード配信が可能なため、より売上に近いユーザーへの配信が可能だという。山田氏は「Xはいままでに接触することがなかった新規ユーザーや事前に誘導できるような可能性の高いコアユーザーに対しての配信ができる媒体」と説明した。
Instagramは、配信単価が安く、広告っぽさの少ない自然な広告が配信可能で、ボリュームゾーンが大きい20~30代の若年層・新規層にアピールできる媒体。パチンコ、パチスロそれぞれの属性のターゲティングもできるため、無駄のない配信が可能だという。
LINEは、9200万人というユーザーにアプローチできる媒体。公式のLINE友達への配信が可能で、広告の配信単価も他媒体より安価。公式アカウントの友達を増やすことができる友達追加配信であれば、「友達の追加ごとに料金がかかる課金制となっているため無駄のない配信ができ、友達を追加できればそこに向けて再び配信できるため、資産性がある広告と言える」と解説した。
第二部「諦めない広告戦略」では、柴原樹氏がWeb広告の正しい広告設計と分析手順、効果的な使い方について成功事例を交えて解説。柴原氏は「広告の基礎は、誰に、何を、どのようにの3つ。まず誰にアプローチをして、誰を集客したいのかを計画の段階で明確にする必要がある」と説明し、同社が実際に携わったWeb広告の成功事例・実績を紹介した。
最後にWeb広告を配信している店舗の改善点として「訴求したい内容と配信設定が合っているかを再度確認すること、またランディングページを所有している店舗に関してはエンゲージメント率やどのくらいのユーザーが興味を持ってページに滞在しているかというところを見る必要がある」とした。
文=アミューズメントジャパン編集部