異例作が特異なゲーム性で狼煙を上げる｜サミー『Pいくさの子織田三郎信長伝』

異例作が特異なゲーム性で狼煙を上げる｜サミー『Pいくさの子織田三郎信長伝』 アミューズメントジャパン2024年6月27日

サミーは6月26日、東京・大崎のTUNNEL TOKYOで新機種『Pいくさの子織田三郎信長伝』（銀座製）のプレス発表会を開催した。パチンコホールへの導入日は9月17日からを予定している。

タイアップコンテンツを明かして、パチンコ開発に着手することが当初から発表されていた本機は、北斗の拳や蒼天の拳に続く、「サミー×原哲夫作品」の第三弾。2022年6月に始動したプロジェクトでは、開発プロデューサーが近況をブログで発信したり、保留デザインや確定音などの搭載演出をファンと創り上げたり。異例のステップを経た実機がついに完成した。

発表会には、ライターのレビンさん（パチマガスロマガ）とせせりくん（パチ7）、声優の田辺留依さんが登場した。レビンさんは「自分がイメージして、娘がピアノで弾いた音」を確定音コンテストに応募。最終候補まで残ったが、実機搭載には至らなかったエピソードを披露した。

田辺さんは、一般応募者と参加した音声収録体験会の思い出を振り返った。「中には声優志望の方もいた。一緒につくろうという熱量を強く感じた」（田辺さん）。「素人の僕は棒読み。でもプロの田辺さんは、一声でキャラクターに魂を吹き込んでいた」（レビンさん）。

せせりくんは機種説明を担当した。大当たり確率は約1/319.7。初当たりの約81％で「桶狭間の戦い」が発生し、今川義元に勝利すると1Gループタイプの「戦極RUSH」に突入する。V獲得率は約75％、RUSH継続率は約81％。右打ち出玉はオール1500個。

虹色のVを獲得すると、タイムリミット型の「戦極最強の刻」に移行する。初回突入時に付与されるタイムは100秒間。カウントダウン中に大当たりすると、タイムの減算が中断する。大当たり消化後は、直前の残タイムからカウントダウンがリスタート。残りタイムがゼロになると、1回分の大当たり出玉を得てから「戦極RUSH」に戻る。業界初のゲーム性だ。