SANN、「三大SNS広告」を活用したホールの広告戦略を提案・解説
グリーンべると2024年6月27日
パチンコホールに特化したWEBプロモーションや、各種集客サービス等を展開するSANN(東京都港区、馬男木由規代表取締役)は6月25日、パチンコホールに特化したオンラインセミナー「三大SNS広告(X、Instagram、LINE)×諦めない広告戦略」を開催した。
セミナーは2部構成で進行。第1部では同社の山田裕生氏が「三大SNS広告(X、Instagram、LINE)」と題し、それぞれのSNS広告について、特徴(即時性、拡散性、SNS利用ユーザーの属性)や配信可能な広告の種類や概要をレクチャーした。
X広告については、即時性と拡散性が遥かに高く、2次広告効果の獲得も見込めるため、最もパチンコホールとの親和性が高いと説明。その中でホールに適している広告は『プロモ広告(ポストを閲覧する途中(タイムライン)に入る広告)』とし、「配信ターゲットを選定するためのターゲティング手法を、2~3種類複合して配信するとより効果が得られる」と解説した。
Instagram広告については、20代ユーザーが圧倒的に多いことから若年層へのリーチに長けていると強調。ただし、動画広告の注意点として、無音で見るユーザーも多い点、動画のスキップが可能である点を挙げ、「出来るだけ短く簡潔に伝えることが求められる。1シーン目で興味を惹きつけ、無言でもメッセージが伝わるような内容が好ましい。また、タイムパフォーマンスを重視することから、15秒以内でおさめるとなおよい」と山田氏は動画作成のポイントを挙げた。
多くのホールが活用しているLINE広告に関しては、アプリユーザー9,200万人にアプローチできる点、広告配信単価が安価である点などをアピール。そのうえで、手軽にアカウントの友だちを増やすことのできる広告配信手法「友だち追加配信」の利用を推奨した。
第二部では同社の柴原樹氏が「諦めない広告戦略」と題し、WEB広告戦略のいろはを伝授。まず柴原氏は広告戦略の基本について「『誰に』『何を』『どのように』の3点が計画に必要だが、ホールは『どのように』を先行して決める傾向がある。しかし、『誰に』『何を』がターゲティングを行う上で最も重要」と説明。その後は、同社が携わった企業の広告戦略の具体例を提示し、実績を交えつつ解説した。