都内最大級1フロア904台の話題のホール、『コンサートホールエフ成増』
遊技通信2024年6月20日
コンチェルト(本社/東京都豊島区)の新規店舗『コンサートホールエフ成増』がGW前の4月27日にグランドオープンした。
同店は、東武東上線・成増駅南口から徒歩3分ほどにある「MEGAドンキ・ホーテ成増店」の地下1階フロアに出店。同店のオープン約1カ月半前に開業したMEGAドンキ成増店が都内最大級の売場面積を誇るドンキの旗艦店として注目を集めた一方、『コンサートホールエフ成増』の設置台数も1フロア904台(パチンコ411台、パチスロ493台)。成増エリア最大はさることながら、都内23区の駅前繁華街の立地ではあまり見られない大型の1フロア店舗としても都内最大クラスの規模となっている。
そもそもコンサートホールの屋号でグループ展開してきた同社にとって「コンサートホールエフ」は、初の新ブランドとして確立したもの。店名に新たに組み入れた「エフ」は、フォルティッシモ(fotissimo:力強い)、ファン(fun:楽しい)、フィメールファン(female fan:女性ファン)といった「エフ(F)」を頭文字とするポジティブなワードの集合体を意味している。
また、成増エリアに初めて店舗展開してから今年で32年目を迎える同社としては、春頃まで「成増パチンコ館」と「コンサートホール成増2」を成増エリアで展開していたが、『コンサートホールエフ成増』の新規出店にあたり、この2店舗を集約させたため、新ブランドとなる同店は、成増エリアにおける集大成・進化形の店舗という位置付けにもなっている。
新ブランドでの店舗展開にあたっては、社内にタスクフォースを立ち上げ、若いスタッフを中心とした自由でアグレッシブなアイデアを注入。カラーコンセプトにしても従来のブルーを基調色としたコーポレートカラーから、柔らかさの中にも高級感や女性的な強さをイメージさせるティファニーカラーに変更した。
また、店内は今のメインであるパチスロに比重を置いた構成になっており、パチスロスペースには高級感のある絨毯を敷くなどしてパチンコ・パチスロで異なる空間演出を施した。島設備も曲線島をポイント的に使うことで店内スペースがより広く感じられるフロア構成になっている。さらに店内上部をみると、店舗中央のコア部分から円環状に広がるようにビジョンや照明が配置され、空間的な開放感も創出している。
店内分煙によって遊技スペースに幅広く設けられた加熱式たばこフロアには、吸殻回収装置を完備。紙巻き用の喫煙専用室やゆったり過ごせる休憩スペースも店内各所に備えたほか、社内タスクフォースに参画した女性スタッフの意見をもとにつくり上げたレディースルームは同店ならではの特徴となっている。
また同店は、都内23区にありながら、車両191台分の駐車場を完備しているのも特徴のひとつ。近隣エリアの埼玉県和光市や練馬区などから車客の来店も見込めているようだ。
人通りの多い商店街に喫煙所が慢性的に不足しているという成増の地域自治体からの依頼を受けて、1階エントランスに「誰でも喫煙室」も配置した同店。いつも居心地のよい快適空間の提供も含め、成増エリアの活性化に寄与していく意向という。
【店舗データ】
■ フロア構成:1フロア
■ 総設置台数:904台(パチンコ411台、パチスロ493台)
■ 住所:東京都板橋区成増2-21-2 MEGAドンキ・ホーテ成増店 B1F