富山県遊協が通常総会、役員選出で永森理事長を5選
遊技通信2024年6月11日
富山県遊技業協同組合(永森豊隆理事長)は5月28日、富山市内のANAクラウンプラザホテル富山で令和6年度通常総会を開催し、任期満了に伴う役員選出で永森理事長を5選した。
冒頭に挨拶した永森理事長は「遊技客が戻ってきてくれるには厳しい状況だが、北陸3県合同、富山独自のファン感謝デーなどを実施してファンが戻ってきてくれるきっかけになればと思う。そして青年部を中心に組合公式キャラクター“えびりぃ”を通じたキャンペーンを展開し、地域に根ざしたお客様第一主義、地域での社会貢献を推進していきたい」とし、2024年問題や改刷への対応など諸課題ある中で組合員が一丸となって健全化に取組む意向を示した。
来賓には富山県警察本部の石田康久生活安全部長、山田純生活安全企画課長補佐が出席し、挨拶した石田部長は、依存問題などに対応して地域社会に根ざした安全安心な健全化に期待を寄せた。また、山田課長補佐の行政講話では、広告宣伝の健全化と賞品取り揃えに関する遵守、依存症対策、不正改造事犯の根絶、安全安心な地域づくりに寄与するための防犯体制の充実、社会貢献活動の推進の5点を要請した。
議案審議では上程案件をすべて可決承認し、総会後に行われた懇親会の冒頭には新役員が紹介された。挨拶した永森理事長は「最大170店舗余あったのが今はその3分の1の状況になったが、業界関係者の支えのもとで営業ができていることに感謝したい。ただ、どうすればファンが増え、富山の遊技場が栄えていくのか全くわからないというのが正直な状況。業界に関わる方々の知恵を借りながら、連携しながら新年度を歩んでいきたい」と述べた。