回胴遊商が通常総代会・組合大会、大饗理事長「30年の重みをしっかりと受け止め、これからも日夜努力をしていく」
遊技日本2024年5月31日
回胴遊商は5月27日、都内港区のグランドプリンスホテル新高輪にて令和6年度通常総代会・組合大会、および創立30周年記念祝賀会を開催。組合大会では、通常総代会において事業計画など全8議案が上程され承認されたことが報告された。
総代会後に開かれた組合大会の冒頭、警察庁生活安全保安課の松下和彦課長による行政講話を坂ノ上圭佑課長補佐が代読。遊技機取扱主任者の残業時間にかかわる労働環境の改善について、回胴遊商が中心となり業界を牽引して取り組んでいくことを期待するとし、「パチンコ営業所の駐車場における児童の車内放置対策として、巡回活動や広報啓発活動等に取り組まれており、今年で開始から20年。こうした尽力もあって、平成29年以降、駐車場における死亡事案が発生していないものと承知している」と組合の取り組みを高く評価した。
続いて挨拶に立った大饗裕記理事長は、同組合創立30周年という節目にあたり、「2018年の規則改正当初、まったく使えないスペックだと思われるこのパチスロを何とかしなければならない、前提としてファンに支持されるようにならなければ何も始まらないということで、日夜努力をしてきたことを今思い返しているところ」と振り返り、「私もこの30年の重みをしっかりと受け止め、これからも日夜努力をしていく。どうか皆様方には、今までやってきた遊技機の流通、販売、点検確認、設置業務といった我々本来の業務をしっかりと確実にこなしてほしい」と理解と協力を求めた。
そのほか、総代会で令和5年度事業報告書など全8議案が上程され、すべて承認されたことが報告された。令和6年度事業計画書では、遊技機取扱主任者については業務効率化の推進、遊技人口を増やすための積極的なプロモーション活動、中古遊技機流通および認定申請業務における負担軽減と業務効率化など、組合員の力を結集し、「業の確立」をさらに前進させる年にすることが掲げられた。
組合大会後には創立30周年を記念した祝賀会を開催。冒頭では「回胴遊商30年の足跡」と題した、創立から現在に至るまでの歩みをまとめたビデオが放映された。来賓祝辞では自民党遊技産業議員連盟会長の田中和徳衆議院議員、同顧問の林幹雄衆議院議員、同じく逢沢一郎衆議院議員、同幹事長の武田良太衆議院議員、同事務局長の小倉將信衆議院議員が登壇し、それぞれ祝辞を述べた。
※回胴遊商理事長の大饗(おおあえ)の「あえ」の字は、正しくは上が「郷」ですが、ご覧の環境によっては正しく表記されない場合があります。