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ダイナムジャパンHD決算、2024年3月期は増収増益 遊技通信2024年5月24日

株式会社ダイナムジャパンホールディングスは5月23日、2024年3月期の連結決算を発表した。

発表によるとホール事業では、貸玉収入は、前期比10.7%増の5,620億2,900万円、総営業収入は、前期比11.2%増の1,303億6,300万円、税引前当期利益は、前期比38.0%増の54億3,500万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は、前期比87.4%増の 33億8,400万円だった。株主への期末配当は1株当たり2円50銭とした。

中核事業であるパチンコホール業界においては、遊技客数の減少や設備投資負担から、休業、廃業に追い込まれる店舗が増加する一方、大手企業を中心にМ&Aによる業界再編が進行するなど、二極化の傾向が顕著になっており、一昨年11月に導入されたスマート遊技機は、スロット機の設置が拡大、業界全体の業績を牽引している。

このような環境下、同社グループでは多数店舗においてスマートスロット機を増台する改装を実施した結果、スマートスロット機の設置比率は足元で約30%にまで拡大している。

同社では、「競争力強化のため、収益性の向上が高く見込まれる高貸玉店舗を中心に大型リニューアルを実施、業績向上に努めております」としている。

なお、航空機リース事業においては、当事業年度中に新たにエアバス社製の新造機4機を購入し、保有機数は10機となっている。また、リース中の航空機を自社で管理する体制を構築しており、今後は航空機管理サービスを他社へ提供することで収益力の強化、拡大を図っていくとしている。

 

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