MIRAIが定時社員総会、記念セミナーで金光代表が団体運営方針など講演
遊技通信2024年5月20日
MIRAIぱちんこ産業連盟(金光淳用代表理事)は5月17日、第5期定時社員総会を東京・台東区のオーラムで開催し、事業計画案や収支予算案など上程案件をすべて可決承認した。
総会後の記念セミナーでは金光代表理事が講師を務め、代表理事就任から1年間の活動を振り返っての所見や今後の展望、MIRAIが発足した経緯やこれまでの業界の流れなど幅広い内容をテーマに講演した。
金光代表理事は「理想に向けてどう進んでいくか、理想に向けて在りたい姿と現状をしっかり分析し、そのギャップをどう埋めていくのかを業界団体として戦略的に何を選択するのかが今の自分の思考のパターンになっている」として、業界の現状や今後についてPEST分析も交えながら業界の強みなどを説明した上で、MIRAI発足時に練り上げた5つのビジョンを紹介。「ビジョンに向けて何を戦略的に選んでいくかを一番に考えている。よく戦略という言葉が使われるが、ここさえクリアすれば良い未来が待っているという課題を探し、その解決のために設計された実現可能な方針や行動の組み合わせが戦略である。必ず結果が出せるという課題選択も重要だと思っているが、近い目標をしっかりと達成していきたい」と語った。
また、団体運営についても「三人寄れば文殊の知恵とあるように、MIRAIにも多様性が必要だと思う。多様性を大事にしながら確実に結果を出していきたい。人間が今までやっていたことをデジタルがやってくれるようになった今の時代は、人間らしいことに自分たちの時間を使う余力が増えていく余暇の時代でもある。この余暇の時代に、パチンコ業界が100年以上変わらぬ価値を提供し続けてきたという中心の強みのようなものを残しながら、いろいろな部分をアップデートしていくことが重要だ。そしてそれをアップデートしていく能力や人材はMIRAIに備わっていると思う」と述べた。