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パチンコ業界ニュース

特サビ2024年2月期、1日あたり台売上高は高水準をキープ 遊技通信2024年4月18日

経済産業省はこのほど、2024年2月期の特定サービス産業動態統計を発表した。

1日あたり台売上高は前月比232円減の12,908円を示し、13,000円台を割ったものの高水準をキープした。なお1店舗あたりの従業員数は前月同様の23.04人となる一方で、パート・アルバイト比率はさらに上昇して57.4%となっている。

営業日数が少なく、例年であれば閑散期ともいえる2月だが、今年は三連休が2回と4年に一度の「閏年」に加え、年金支給月であったことが高水準をキープした要因ではなかろうか。

初週の新台はパチンコ8機種(スマパチなし)、パチスロ8機種(内スマスロ7機種)が導入された。

パチンコでは昨年11月に登場した大都技研「e Re:ゼロ season2」が好調をキープし、台当たりの累計粗利も2月に入り100万円を突破。一方で導入後にアウト急落する新台が多く、パチンコ全体として平日の稼働が落ち込んだ。

パチスロでは新台「Lゴジラ対エヴァンゲリオン」をはじめ、昨年の登場した「スマスロモンキーターンV」などが稼働をけん引。

また20スロで稼働貢献が終了した「Sカバネリ」だが、移設された低貸コーナーでは高稼働をキープしており、パチスロ全体のアウト底上げに貢献した。

なお、警察庁による設置台数が公表されたため、2023年の市場規模を推計したところ、前年比4.8%増の14兆9,261億円となった。特サビを元にした市場規模推計は、改めて記事にする予定だ。

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