余暇進が3月度部会、全国学生ぱちんこ大会など学遊連の活動内容を紹介
遊技通信2024年4月16日
一般社団法人余暇環境整備推進協議会(余暇進/佐藤正夫代表理事・会長)は3月12日、令和6年3月度部会と理事会を開催。今回の部会では、一般社団法人全日本学生遊技連盟(学遊連)の新留大祐営業部長と浪岡将史学生理事が、昨年に初開催した全国学生ぱちんこ大会「PS:JAPAN2023」をはじめとする学遊連の取組みについて講演した。
学遊連は、①全国学生ぱちんこ大会の運営、②若年層へのぱちんこイメージ向上及び普及活動、③ぱちんこ業界への優秀な学生のリクルート支援、の3つを目的に2022年9月に設立。現在は全国8都市で学生を中心とした職員で支部構成されている。
全国の大学生がパチンコ・パチスロの実技と知識を競う大会「PS:JAPAN」の開催を起点にして、学生にパチンコ・パチスロ遊技を訴求するとともに「PS:JAPAN」と絡めた関連企画を連動させ、SNSを利用した情報接点も増やすことで、これまでパチンコ・パチスロに関心がなかった層へアプローチを展開している。
部会では学遊連の活動内容が紹介され、その成果の一端として「PS:JAPAN」への参加で初めてパチンコ・パチスロに挑戦した学生がいること、また大会の会場となるパチンコホールや業界関係者との接点を持つことで学生たちから遊技業界のイメージがよくなったという声が聞かれているとした。さらに学遊連では遊技業界へのリクルート支援も行っているが、協賛企業を中心とした業界企業のリクルート関連イベントのエントリー促進や実採用に至っている結果なども説明した上で、新留氏は「学遊連はパチンコ・パチスロへの偏見をなくし、エンターテイメント産業であることを知ってもらうための活動をしている」とまとめた。
また浪岡氏は、学生の目線から最近の学生の余暇の過ごし方や情報コミュニケーションの実態を紹介。初めてパチンコ・パチスロに参加するには情報が不足している点を具体的に示しながら、パチンコホールにおける広告宣伝の実態についても学生たちが求めるニーズにマッチしていない状況を説明した。このほか、Mリーグの台頭などで麻雀の人気が高まっているが、麻雀サークルと交流を深めることで、パチンコ・パチスロにも関心を持ってもらえるよう幅広く普及活動を行っていることも紹介。その上で「PS:JAPANを上手に利用してもらって若年層へのアプローチにつなげてもらえたらと思う」と業界企業に呼びかけた。