令和5年12月末の全国遊技場数は7,083店、警察庁保安課まとめ
遊技通信2024年4月8日
警察庁保安課がまとめたところによると、令和5年12月末現在における全国の遊技場数は7,083店で、前年から582店の減少となった。平成7年の1万8,224店をピークにこれで28年連続の減少。このうち回胴式等の専業店は168店舗減の443店だった。
台数規模別の店舗数では、「100台以下」が275店と前年から37店舗増加したが、「101台~300台」が1,630店(前年比357店減少)、「301台~500台」が2,457店(同298店減少)。かつてのボリュームゾーンだった101台〜500台規模の店舗は大幅に減少した。
一方、「501台~1,000台」は2,436店(同15店舗増)、「1,001台以上」は375店(同21店舗増)と、500台以上の規模は増加傾向にある。1店舗当たりの平均設置台数についても前年比18.6台増の483.6台。大型化がさらに進んでいる。
遊技機の設置台数は、ぱちんこ機が207万7,641台(前年比12万7,691台)と店舗数の減少に比例しているのに対し、回胴式遊技機は134万7,466台(同1万1,102台減)。スマスロの好調もあって微減にとどまった。
また、パチンコ営業における行政処分件数は208件で、前年の397件から大きく減少。ここ5年間で最も少なかった。主要検挙事例についてもいわゆる「闇スロ」は取り上げられたが、パチンコ営業関係はなかった。