最先端技術が詰まった未来の遊技機が注目集める|ユニバカサミフェス2024
アミューズメントジャパン2024年3月27日
ユニバーサルエンターテインメントとサミーは3月17日、東京ビッグサイト(江東区)で「ユニバーサルカーニバル×サミーフェスティバル2024」(ユニバカ×サミフェス)を開催。コロナ禍で6年ぶりの開催となった同イベントには1万7500人以上が来場した。
会場はさまざまな企画が行われたメインステージのほか、大きく分けて「ユニバ展示ブース」、「サミー展示ブース」、「THE FUTURE」という3つのブースが展開された。中でも注目が集まっていたのは次世代パチスロ筐体を世界初公開した「THE FUTURE」だった。
「THE FUTURE」はZEEGが協賛するブース。ZEEG×ユニバーサルエンターテインメント×サミーの最新技術を投入したコンセプトモデル機や「愛の不時着」、「東京卍リベンジャーズ」という導入が待ち望まれている新タイトルを参考展示。ファンだけでなく多くの業界人も足を止めた。
ブースで一際目を惹いていたのが、ブース中央の円形島に設置されたZEEG筐体のスマスロ機『UNION GOD 神々の開戦ver.』。実際に遊技しようと多くの来場客が列を作っていた。
同機はこれまでにないサイズ感のパチスロ機で、下パネルからそそり立つ大型液晶が特長的な一台。液晶上部には本来下パネルにデザインされるであろう機種名のロゴが反映されており、見るものを圧倒するような高さを実現した。筐体横にはキャッシュレス対応サンドを参考展示。「ぱちPAY」とスマホを連携することでサンドへの入金が可能になる。
このほか、キャッシュレスとスマート遊技機に最適化した最小サイズの島設備「EZ CORE」、人と遊技機の一体感を目指した単体島「EZ SALOON」も展示した。
「EZ CORE」は、スタンド(置台)型またはサスペンド(吊り上げ)型に対応した新しい島設備だ。キャッシュレス対応で側部に装着するカードリーダーと従来のサンド機能を持つコントロールパネルを搭載。いままでの島とはまったく異なるレイアウトも可能になった。
「EZ SALOON」は、没入感のあるパチンコ・パチスロを体験できる単体島。こちらもキャッシュレスに対応する。リクライニング機能を搭載したマルチムービングシートが心地良い座り心地を実現。アジャストメント機能でユーザーと台の最適な距離・高さを自身で調節する。足元への映像投影機能も搭載しており、ユーザーの遊技スペース全体で演出が楽しめる。アームレストにコントロールパネル、遊技機の上部にデータ表示機、背面には4Kの大型モニターを搭載した。
パチンコ・パチスロの楽しみ方を大きく変える島設備が、キャッシュレスで遊べる時代もそう遠くはない。
文=アミューズメントジャパン編集部