若年層取り込みへパチンコ・パチスロの新たな楽しみ方を提供|ユニバカサミフェス2024
アミューズメントジャパン2024年3月27日
ユニバーサルエンターテインメントとサミーは3月17日、東京ビッグサイト(江東区)で「ユニバーサルカーニバル×サミーフェスティバル2024」(ユニバカ×サミフェス)を開催。コロナ禍で6年ぶりの開催となった同イベントに多くのパチンコ・パチスロファンが来場した。
ユニバカ×サミフェスには総勢111人の人気ライターやパチンコ系インフルエンサーのほか、大人気のYouTuber、アーティスト、ストリーマーらが参加。メインステージで行われたさまざまなイベントには多くのファンが集まった。物販コーナーにも朝から長蛇の列ができるほどで、昼過ぎには完売しているグッズも多くみられた。
ユニバーサルエンターテインメントは、同社の人気パチスロシリーズ「SLOT魔法少女まどか☆マギカブース」や大ヒット韓流ドラマ「愛の不時着」の特別展示など、12ブースを展開した。
「A PROJECTブース」には、この日のために開発されたパチスロ機『SESSION』の試打ブースを用意。同機を遊技してボーナスを引くことができれば、ペンダントやスウェットなどの賞品がゲットできるとあって、多くのノーマルタイプファンが集まった。
位置情報を利用した地域活性ポイ活アプリ「カナエ~ポイトレウォーク~(ポイトレ)」ブースも展開。ポイトレはスマートフォンの位置情報を利用したポイントサービスで、獲得したポイントでガチャをすることでもらえるパチンコ・パチスロのキャラクターカードを展示した。4月から配信予定の新弾トレカの展示やユニバカ×サミフェスの限定トレカをプレゼントした。
サミーは「北斗の拳」と遊技機の歴史をまとめた「北斗の拳×遊技機 20年の歩み」や開発中の遊技機にファンの声を反映させると話題になった「いくさの子プロジェクト」のブースなど、13ブースを出展した。
「遊技 新時代へ」というコピーで展示されたのは「SAMMY DIGITAL SLOT」。液晶からリール、下パネルもすべてデジタルで再現したパチスロ機で、実際に筐体で使用されているコントロールパネルを搭載し打感も完全再現した。搭載可能タイトルは50以上。『北斗の拳』、『獣王』という往年の4号機や『スマスロ北斗の拳』、『パチスロ甲鉄城のカバネリ』という現在ホールで稼働中の6号機も遊技できる。
近年、参加人口が増加しているポーカーを体験できる『m HOLD’EM』ブースも出展した。『m HOLD’EM』は、同社が運営しているポーカーアプリ。初心者講座から、人気ライターとトーナメントで対決できるというイベントが行われ、経験者から初心者まで若年層を中心に盛り上がりを見せていた。
このほか2社の競技用遊技機を展示した「P-SPORTSブース」にも若年層の注目が集まった。ユニバーサルエンターテインメントは、5号機時代に人気を博したGODシリーズで制限時間内にPGGを引く、「SLOTマッピー」「ファミスタ回胴版!!」で難易度の高いビタ押しを成功させるといったゲーム性の機種を展示。サミーはメインステージで行われる「天運勝舞2024」「超ディスクアッパー選手権2024」決勝大会の当日予選を開催。決勝大会の残り一席を争う戦いが行われ、会場は熱気に包まれた。
6年ぶりの開催とあり、多くのパチンコ・パチスロファンが会場に集結した。今年のユニバカ×サミフェスには1万7500人以上が来場。来年もファンを盛り上げてくれるような、コンテンツやステージに期待したい。
文=アミューズメントジャパン編集部