文化会館が破産手続き開始決定受ける(青森)
遊技通信2024年2月19日
民間信用調査機関によると、青森県でパチンコ店を経営していた文化会館が2月2日に青森地裁十和田支部より破産手続き開始決定を受けたことが分かった。負債額は、約5億5,500万円とみられる。
同社は1997年に設立され、三沢市の「パーラーブンカ」をはじめとして立地条件の良さから一定の知名度を有し、十和田市や三戸郡南部町で計4店舗を運営。ピーク時の年収入高は約35億円を計上していた。
しかし、大手同業者の進出による競争激化や法規制の強化によって、来店客数は減少。加えて、近年は新型コロナウイルス感染拡大で事業環境は急速に悪化したため、2021年2月に「THE BUNKA」、7月に「パーラーブンカ」をそれぞれ閉鎖。2023年1月に唯一の店舗「三戸文化」を閉鎖して、事業を停止するなか、同年10月に代表が死去していた。
負債は、債権者約17名に対し約5億5,500万円(うち金融債務約4億2,000万円)。