通期業績を上方修正、第3Q決算は増収増益|SANKYO
アミューズメントジャパン2024年2月13日
SANKYOは2月7日、2024年3月期第3四半期(23年4月1日から12月31日まで)の決算を発表した。
それによると、売上高は1705億8800万円(前年同期比33.2%増)、営業利益は652億6400万円(同35.9%増)、経常利益は658億7900万円(同42.7%増)。増収増益だった。
セグメント別の売上高は、パチンコ機関連事業が1298億円(同25.4%増)、パチスロ機関連事業が231億円(同63.5%増)、補給機器関連事業が172億円(同69.9%増)、その他が2億円(同95.8%増)。
期中の遊技機販売台数は、31万1383台(パチンコ16機種26万363台、パチスロ4機種5万1020台)だった。販売台数が多い機種は、『シン・エヴァンゲリオン Type レイ / Type カヲル』(6万1000台)、『フィーバー機動戦士ガンダムSEED』(5万台)、『フィーバー炎炎ノ消防隊』(3万台)。
同日、通期の業績予想を上方修正した。修正後の売上高は、前回予想より220億円多い1970億円(増減率12.6%増)。
同社は修正理由として、「増産・再販機種や主力シリーズ機を中心に販売単価が堅調に推移した」、「パチンコ機の販売台数シェアは30%を超え、前年度に引き続きトップシェアを獲得する見込み」「補給機器関連では専用ユニットの卸売りおよびパーラーの設備更新需要が増加した」などを挙げている。
第4Qに販売する新タイトルには、『フィーバー革命機ヴァルヴレイヴ3』、『フィーバーパワフル』、『Lパチスロマクロスフロンティア4』、『Lゴジラ対エヴァンゲリオン』がある。
文=アミューズメントジャパン編集部