回胴遊商関東・甲信越支部が新年研修会を開催 能登半島地震で被害があった組合員に見舞金を支給
遊技通信2024年1月25日
回胴遊商関東・甲信越支部(家永浩明支部長は1月23日、都内文京区の東京ドームホテルで令和6年新年研修会を開催した。
この研修会は、回胴遊商の全国7支部が毎年1月から2月にかけて開催しているもので、組合員や特別会員など約200人が出席した。
開会にあたって挨拶した家永支部長は、「私たちの業務は、ホールに遊技機の機種構成や運用方法をアドバイスすることも重要だが、商売上はライバル関係であっても団体として一致団結していかなければ、私たちの職域を全て失う可能性もある」と危機感を示し、組合活動への理解と協力を求めた。
各会議報告では、遊技機流通委員会から1月16日に開催された理事会で審議された案件を報告。㈱サンエイ商事(北海道支部)、㈱アプライド(関東・甲信越支部)、㈱サン・ラック(関東・甲信越支部)、㈱三立(中部・北陸支部)の4社から新規加盟申請があったことが報告された。また、令和6年能登半島地震に伴う中部北陸支部の被害状況を調査したところ、組合員2社から遊技機が倒れて破損する被害があったことを報告。2社から被害届が提出され、1社当たり5万円の災害見舞金を支給することを承認した。
研修会の終了後に挨拶した大饗裕記理事長は、「今後はファンが増えるように営業のルールを見直すことが必要になってくるが、早い段階で業界は必ず良くなっていくと確信している。絶対に諦めずに、もう一度やりがいのある産業にしていきたい」と述べた。
当日は、新年懇親会が開催され、全日遊連の阿部恭久理事長(都遊協理事長)、全関東遊連の趙顕洙会長(埼玉県遊協理事長)、全商協の中村昌勇会長(東遊商理事長)ら大勢の来賓者が臨席して盛会となった。