年末年始は稼働・売上・粗利すべてで前年越え|メイドインサービスがパチスロセミナー
アミューズメントジャパン2024年1月22日
パチスロ運用に特化したコンサルタント企業、メイドインサービスが1月19日、ホール企業限定の無料ウェビナーを開催した。パチスロの最新動向を伝える毎月定例のもので、今回で20回目。同社が提供する自店舗データ分析レポートサービス『SIRIUS』(シリウス)のデータを基に、最新の市場動向を分析した。
冒頭では昨年12月のパチスロ市場を振り返った。12月導入のパチスロ新機種は9機種。そのうちスマスロは6機種。スマスロは約1万8000台増加し、6.5号機以降のパチスロのシェアは59.9%で、前月から1.8ポイント増加した。
12月市場におけるトピックは、IN枚数、売上、粗利の各シェアでみる総合ランキングのTOP25機種に12月の新機種が5機種ランクインしたこと。なかでも『LモンキーターンⅤ』が7位に食い込んだ。新機種がトップ10にランクインすることは「きわめてレアな実績」だという。
ほかにランクインした新機種は『Lバジリスク~甲賀忍法帖~絆2天膳BLACK EDITION』(12位)、『Lリングにかけろ1V』(17位)、『Lラヴ嬢3~Wご指名はいかがですか?~』(18位)、『Lマジカルハロウィン8』(24位)だった。
年末年始営業については前年に引き続き、平均稼働が前年比107%、平均売上が同112%、平均粗利が同104%で稼働・売上・粗利のすべてで前年を上回り、「趣味打ちできる機種に加えて現在の主力機種がしっかりと打たれていた」と見解を述べた。
セミナーではこのほか、直近の1週間の新機種の実績データを分析して市場短観予測にも言及。「全体的に年末年始後の稼働の下げ幅がなく、5%以上下がっていたのは2機種だが11月の新台のため想定範囲内の下げ幅」「2月導入機種では『スマスロ コードギアス 反逆のルルーシュ/復活のルルーシュ』、『Lパチスロガールズ&パンツァー 最終章』の2機種に期待がもてそう」などと総括した。
文=アミューズメントジャパン編集部