マルハン39店舗で天洋食品製の景品を撤去
グリーンべると2008年2月8日
パーラー最大手の(株)マルハン(鈴木嘉和社長)は2月5日付のニュースリリースで、1月30日に明るみに出た中国製冷凍ギョーザによる中毒事件に絡み社内調査を実施し、1月31日時点で全国39店舗において天洋食品製品を景品として陳列していたことを確認したため、同製品を即時撤去したと発表した。
マルハンチェーンで確認された天洋食品製は『金のどんぶり牛たま丼』(販売元:マルハ)。同製品は食品安全上の観点から自主回収対象商品となっている。また、すでに当該製品を受け取ったファンに対しては、景品交換した店舗において当該景品相当の景品と交換するとして、回収協力を呼びかけている。
1月31日現在までに『金のどんぶり牛たま丼』を景品陳列していた店舗は以下の通り。
【北海道】(16店舗)
釧路店、根室店、恵庭店、砂川店、静内店、網走店、紋別店、名寄店、稚内店、岩見沢東店、岩内店、函館大門店、室蘭店、木場店、端野店、旭川永山店
【東北エリア】(4店舗)
むつ店、青森下田店、十和田店、黒石店
【関東エリア】(9店舗)
千葉ニュータウン店、長沼原店、八千代店、八千代東店、深谷店、鷲宮店、平塚店、平沢店、橋本台店
【東海エリア】(10店舗)
鷹岡店、中原店、富士宮駅南店、吉原店、東新田店、水道町店、掛川店、袋井西店、袋井東店、中之郷店
また、チェーン店に併設する飲食店『ごはんどき』のメニューでは、1月31日時点において天洋食品製品は一切使用されていなかったことを明らかにした。ただ、昨年12月22日に「創立50周年限定メニュー」として同社製の『串揚職人アスパラベーコン串フライ』(販売元:加ト吉)を使用したメニュー販売を確認。31日現在、同製品をめぐる事故報告は受けていないとしている。
今後マルハンでは、食品安全上の問題が解決されるまで天洋食品製の製品は景品ならびに飲食店において一切扱わない、としている。