国内eスポーツ市場規模 125億円に
アミューズメントジャパン2023年12月25日
一般社団法人 日本eスポーツ連合(JeSU)は、2022年の国内eスポーツ市場規模が100億円を突破し推定125億円(前年比27%増)に達し、2025年には210億円を超える見通しだと発表した。2024年1月に刊行予定の『日本eスポーツ白書2023』(制作・販売:角川アスキー総合研究所)の一部を、12月25日にリリースしたもの。
国内eスポーツ市場は、コロナ禍においてもオンライン開催の定着によって堅調に成長してきた。2025年に向けては、年平均20%を超える成長率で拡大すると予測している。
売上の内訳で最も多くを占めているのは「スポンサーシップ」で41.9%、次いで「イベント運営」が1.0%、「放映権」が12.7%。
eスポーツの試合観戦や動画視聴をするファン数は約776万人で前年より4.4%増加。2025年には1000万人を超えると予測している。
『日本eスポーツ白書2023』は、JeSUからの委託により、角川アスキー総合研究所が実施したユーザー調査をベースに、e スポーツ関連各社の決算など公開されている各種情報から、市場規模等を分析したもの。
文=アミューズメントジャパン編集部