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メイドインサービスが定例セミナー、新台購入バランスの重要性を解説 グリーンべると2023年10月23日

メイドインサービスは10月20日、オンラインで「第17回パチスロ定例セミナー」開催した。

今回のテーマは「2023年9月における市場動向&最新機種解説」。セミナーでは店舗診断サービス『SIRIUS(シリウス)』の会員ホール企業を対象として、同社が保有するパチスロ営業データを基に、市場全体の動向分析、新台・注目機種の業績分析、効果的な運用方法などのアドバイスを行った。講師は事業戦略部セールスプロモーショングループの中野大輔部長が務めた。

9月のパチスロ市場においては、スマスロ約3万台、6.5号機約2万9,200台が市場導入。これにより9月末時点のスマスロと6.5号機合算の設置シェアは約56.5%となり、前月比で0.8ポイント増加した。

シェアランキングについては、9月の新台でTOP10にランクインした機種は『S傷物語-始マリノ刻-』のみ。また、減台を重ね適正台数となった『L革命機ヴァルヴレイヴ』は10位から7位に、『Sゴーゴージャグラー3』は11位から9位にランクアップした。一方、『L主役は銭形』が9位から12位、『Lバイオハザードヴェンデッタ』は5位から11位に順位を落とした。

9月、10月の新機種の中で一番稼働が良かった機種は『L転生したらスライムだった件』だった。メーカー公表値と実績値に乖離が少ない点や、導入台数規模、鮮度の高いコンテンツであることなどを踏まえ、今後もしばらくは稼働好調が続くと推察した。一方、『L EVANGELION 未来への創造』は、導入2週経過時点で上位ランク外となった。

その要因について中野部長は「勝ち体験を出来なかったユーザーの多くが脱落していった。加えて販売台数2万台と供給過多な点もマイナスに作用した」と分析。今後については「以前に増して新台サイクルが早まり、供給台数も増加傾向にあり、稼働低下要因となる事象は今後も続いていく見込み。購入バランスをうまくとることが営業を楽にする道になる」とアドバイスした。

11月以降の注目機種については『L魔法少女まどか☆マギカ前後編f』が目玉としつつも、「前述のように導入台数が多い機種は苦戦傾向にあるため不安は残る。『Lとある魔術の禁書目録』や『SエウレカセブンHI-EVO』の方が反権力と導入台数のバランスが良く、稼働が見込めるのではないか」と中野部長は締めくくった。

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