合田観光商事にAIを用いた経営モデルを提供へ|ベルテクス・エンターテインメント
アミューズメントジャパン2023年9月25日
エンターテインメント業界の先端技術(AI、ブロックチェーン、メタバースなど)を活用した企業改革を支援するベルテクス・エンターテインメント(東京都港区)は今秋から、北海道と東北地方に「ひまわり」の屋号でパチンコホール34店舗を展開する合田観光商事(札幌市)に、独自のAIエンジンを用いた経営モデル「Project : Himawari Brain Pro」を提供する。
「Project : Himawari Brain Pro」とは、営業データをはじめとする社内のデータをAIエンジンに学習させ、適正粗利率の算出や予算策定の自動化を実現するもの。ベルテクス・エンターテインメントはAIをデータ分析に用いることで、「人力では見えていなかったデータの相関性および影響度の発見や、迅速かつ正確な意思決定が可能になる」としている。
合田観光商事が同ツールの導入に至った背景には、営業計画を策定するためのデータ利活用法に課題を感じていことがある。同ツールを導入することにより「AI導入により削減された業務時間を来店客に向き合う時間に充てること」「従業員も含めた“人”をより大切にし、“人”が主役の会社を作ること」「AIの運用と改善を繰り返すことで常に精度の高いデータ経営を実現し、定着化させること」「事業戦略を見直すことで売り上げ向上を図るとともに、IT機能強化や組織強化により経営基盤を強固にしていくこと」の4点の実現を図るという。
文=アミューズメントジャパン編集部