タツミコーポレーションがPB機「推しスロ アイドルVer.」を発表
遊技通信2023年9月21日
タツミコーポレーション(本社・兵庫県明石市、李 煥辰社長)は9月16日、DAXEL社製プライベートブランド機『推しスロ アイドルVer.』の発表会を大阪市内のアメリカ村FANJ twiceで開催した。
同社は「誰もが夢を持てる社会を作りたい」「パチンコ・スロットで社会貢献がしたい」というコンセプトのもと、2021年9月にPB機『推しスロ アイドルVer.』および新遊技機システム「NEW AGEシステム」の開発プロジェクト「推しスロプロジェクト」を開始。また、同社は3年前から神戸を中心に活動する「Goo“t”Crew(グットクルー)」のアイドル事業を展開しており、本機はそのコラボ機として開発された。
『推しスロ アイドルVer.』。開発はDAXEL、筐体はネット
本機は純増3.1枚のATタイプ。非液晶機だが、新搭載の「NEW AGEシステム」により、外付けのiPadで楽曲や画像、ゲームなどのコンテンツを楽しめる仕様になっている。遊技機からの情報(G数や小役、ボーナスなど)をクラウドサーバーにアップロードし、クラウドサーバーから外付けのiPadやプレイヤーのスマホにコンテンツ配信される仕組み。このシステムを使ったゲーム性として、50Gごとに発動するガチャでアイドルのトレカデータが取得でき、プレイヤーのスマホへのコレクションも可能になっている。
5段階設定で、出玉率は設定1:94.8%、設定2:99.6%、設定3〜5:出玉率100%。設定によってボーナス仕様が異なり、設定1はチャリティーボーナスのみ、設定2は等倍ボーナスのみ。設定3はRB・BB・SBBのバランス仕様、設定4はRB・BBの堅実型、設定5はRB・SBBの挑戦型。射幸性を極力排除したスペックという開発コンセプトから、150G消化で必ずAT突入する。
設定2〜5は、平均して3,000円分遊んで3,000円分の賞品が戻ってくるようなイメージになっており、設定1は社会貢献活動(日本盲導犬協会への寄付など)を前提にしたチャリティーモードとして位置付けている。
同社の李 煥辰社長は「勝ちにくいが負けにくいパチスロ。射幸性を最大限まで排除した。ATが当たるまでの時間がおおむね読めるので、待ち合わせまでの空き時間など、これまでと違ったシーンで打てる。従来とは違った価値観を創造できると考えている」と紹介した。
『推しスロ アイドルVer.』は、近日中に「ミクちゃんガイア」1店舗に導入予定。今のところ「グットクルー」がコンテンツ採用されているが、近々3つのアイドルユニットの追加も予定されており、今後もコンテンツ充実していく方針だ。