安田屋の《やすだ柏店》が柏市と災害時の電力供給で協定
グリーンべると2023年9月8日
関東圏を中心にパチンコホールをチェーン展開している安田屋は9月5日、千葉県柏市役所で、災害時等における施設並びに設備の使用に関する協定を締結した。地震や台風などの災害が発生した際に、柏市内で営業している《やすだ柏店》の蓄電設備を用いて電力を供給する。
調印式で山下信浩社長は、店舗の老朽化に伴い、昨年店舗を全面リニューアルしたことを伝えながら、「我々が普段使っている設備を非常時に何かお役に立てることはないだろうかと考え、今回の協定締結に至った。これからも地域に根ざし、地域の方々に愛される店づくりをおこなっていきたい」と挨拶した。
一方、太田和美市長は、「私どもの調査でも、災害時の停電が大きな課題となっていた。この度、蓄電池による電力支援を受けられるということは、柏市民の安全、安心にも大変多く寄与するものだと思っている。私自身、この協定締結はとても心強く思っている。あらためて厚くお礼を申し上げたい」と感謝の言葉を述べた。
安田屋では、これまでも『やすだ八潮店』『やすだ幕張店』『やすだ大和店』などで、災害時における防災協定を各自治体と締結している。