AIと画像解析のソフトウェアを開発する株式会社想画は、AIを利用した画像認識により、子どもやペットの車内放置や置き去り対策を強化する駐車場巡回支援システム「MEGURU(メグル)」の提供を開始した。
総合エンターテイメント事業を展開する株式会社マルハンの東日本カンパニーは、千葉県内10店舗で「MEGURU」を本格導入し、1日9回におよぶ駐車場の巡回業務を効率化、スタッフの肉体的・精神的な負担を軽減しつつも、巡回の正確性向上を図っている。
「MEGURU」は、AI画像認識アプリをインストールしたスマートフォン(iPhone12)で、駐車車両のナンバープレートを撮影、読み取った番号を蓄積・照合し、車内の確認済みと未確認車両を特定することで、遊技場などの駐車場巡回員の疲労による肉体的かつ精神的な負担を軽減、巡回時の車両確認の水準の底上げや正確性を向上させ、巡回や車内確認の時間を短縮し、子どもの置き去り事故を未然に防ぎ、対策を徹底的に強化するシステムで、2024年9月までに日本国内の遊技場/エンターテインメント店舗、ショッピングセンターなどの複合型施設、スーパー、商業施設など全国300店舗での導入を目指している。
初期費用10万円、月額5万円(税別、1キット)で導入することが可能で、機材は維持管理のため半年から1年で交換予定となっている。
MEGURU – 駐車場巡回支援システム