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パチンコ業界ニュース

シーズリサーチDI調査 全般的業況はプラス圏 パチンコは低迷傾向続く 遊技通信2023年7月19日

パチンコ業界に特化したマーケティングリサーチサービスを行っているシーズリサーチがこのほどまとめた定期調査「第93回 パチンコ景気動向指数(DI)調査」の結果を公開した。

調査はアンケート形式で四半期ごとに行い、短期的な景況感を示す「DI値」などを算出。今回は今年6月15日から30日の期間、FAXおよびWEBアンケートを活用して86地域の57企業から回答を得た。

過去1カ月の売上や粗利などから総合的な景況感を判断する「全般的業況DI値」は、14.1ポイント (前回比15.5良化)と大幅に回復。3カ月後は18.8 ポイントまで回復する見通しとなっており、業況に回復の基調が見られる。

稼動状況については、パチンコはマイナス57.0ポイント(前回比17.3悪化)まで落ち込んだが、パチスロは47.7ポイント(同20.7良化)まで大幅に回復した。3カ月後はパチスロは好調を維持する一方でパチンコの見通しは明るくない。遊技料金別の稼動状況でも20円と低貸メダルは好調を維持しているが、パチンコは4円の低迷傾向が続いている。

調査に協力したホールからは、「お客様に支持 され るスマパチが一刻も早く登場することを期待している。(九州・大規模事業者)」「スマート遊技機に期待していたが、スマパチ が不調のため、パチンコの設備投資に対する費用対効果が悪すぎる(九州・大規模事業者)」「スマスロの影響で売上は上がってきているが、4円パチンコは厳しい。(中部・小規模事業者)」など、パチンコの稼動悪化に苦慮している意見が多数寄せられた。

 

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