日工組総会、榎本理事長が再選
遊技日本2023年7月5日
日工組は6月1日、都内千代田区のホテルグランドアーク半蔵門にて第63回通常総会を開催。全ての議案を滞りなく可決し、任期満了に伴う役員改選では榎本善紀理事長を再任した。
事業報告によると、昨年度(令和4年4月1日~令和5年3月31日)のパチンコ機の証紙発行枚数は、前期比約10万枚増の約111万枚(遊技盤約48万枚を含む)となり2期連続で増加。しかし、遊技ファン人口は横ばいであり、遊技機や設備機器だけでなく光熱費の増大等により厳しい経営環境が続いていることから、未だ遊技業界が完全に復活したとは必ずしも言えない状況にあるとした。なお、パチスロ機の証紙発行枚数は約27万枚で、前期比約12万枚増となった。
事業計画では、スマートフォンが必需品となった昨今において、パチンコ機との連携といった取り組みやホールにおけるキャッシュレスの検討、遊技環境における新たな施策等についても検討を進めるとした。
榎本理事長は総会後の懇親会で、スマパチの厳しい評価を受け止めながら「良くなるまで責任を持って頑張れということで、2期目の理事長を務めさせていただくことになった。まだまだ工夫の余地があり、緻密に考えを整理して、多種多様かつ甘い確率の機械でもファンの支持を得られるようなステージ作りに全力で取り組んでいく。他団体の協力を得ながら新役員とともに業界広報を強力に推進したい」と決意を述べた。
なお、総会で決議した新役員は以下の通り。
■新役員一覧(敬称略)
代表理事・理事長 榎本善紀
副理事長 盧昇 星野歩 石原明彦(昇任)
専務理事 木岡保雅
理事 梅村尚孝 安藤昇 今山武成
会計担当理事 新井宏明
技術担当理事 渡辺圭市
監事 水島勇治(新任)