日工組が総会、榎本理事長が再選し2期目へ
遊技通信2023年6月2日
日本遊技機工業組合(日工組、榎本善紀理事長)は6月1日、都内のグランドアーク半蔵門で第63回通常総会を開催し、役員改選で榎本理事長を再任した。
議案審議では上程案件をすべて可決承認し、事業報告では今期の新台供給数を示す証紙発給枚数が報告され、ぱちんこ遊技機は前期比約10万枚増の約111万枚(遊技盤約48枚を含む)と2期連続で増加。回胴式遊技機は前期比約12万枚増の約27万枚だった。また、今期のリサイクル事業については、回収システムによる使用済み遊技機の回収量は約106万台(ぱちんこ遊技機85万台、回胴式遊技機21万台)で前期比で4万台の減少となった。
役員改選では榎本理事長の再選のほか、副理事長に盧昇氏、星野歩氏、石原明彦氏(昇任)、監事に水島勇治氏(新任)が就任した。
総会後は懇親会が行われ、冒頭の挨拶で榎本理事長は「今後も様々な計画を立てているが、このタイミングで緻密に考えを整理して多種多様な遊技機を目指したい。ポイントとしては甘い確率帯でも流行るような遊技機のステージづくりに全力で取り組んでいきたい。ここでもう一度パチンコがファンに支持されるようになると、一番の課題であるファンを増やすことに近づくと自覚している。広報活動についてもKIBUN PACHI-PAHI委員会を旗印に盛り上げていきたい」と述べた。