茨城県遊協通常総会、平文理事長を再任
遊技通信2023年6月19日
茨城県遊協は6月15日、水戸市内の水戸京成ホテルで第43回通常総会を開催し、役員改選で5期目となる平文暉朗理事長の再任を決めた。
総会の冒頭に挨拶した平文理事長は、「新型コロナは一定の収束傾向にあるものの、再燃することのないように感染予防対策を講じることが重要となる。ロシアのウクライナ侵攻、国際及び国内商品相場の高騰など、 当業界の経営にもその影響が今後もしばらく続くものと思われるが、このような厳しい状況を乗り越えるには、組合員が一丸となって知恵を出し、一枚岩となる必要がある」と危機感を示し、組合活動への理解と協力を求めた。
当日は、永年勤続者表彰、および茨城新聞文化福祉事業団と茨城県社会福祉協議会に対する福祉基金贈呈が行われた。
来賓として祝辞を述べた茨城県警察本部生活安全部生活安全総務課安全安心まちづくり推進室長兼許可等事務担当室長の殿岡秀夫氏は「物価高騰の厳しい状況に直面しているなかで、スマート遊技機が導入されるなど、将来に向けた明るい話題も出ている。茨城県遊協はこれまでも関係法令を遵守し、安心して遊技を楽しんでもらうための努力を重ねているが、今後も継続して風俗営業の健全化に資する取組みを推進していただきたい」と述べたほか、暑さが本格化する夏場に向けて、児童の車内放置事故を防止するための対応を要請した。
議事では、依存問題への対応をはじめとする事業計画など8議案を可決承認。役員改選は指名推薦で行われ、承認された新理事と監事による理事会を経て現執行部の留任を決めた。
総会終了後に開催された祝賀会には、全関東遊連の佐藤孔一会長を始め、栃木、長野、群馬の県遊協役員が来賓として参加した。