玉屋本店の「TAMAYA VISION」リプレイス工事完了に伴う点灯式を開催
遊技通信2023年6月15日
福岡県と佐賀県でチェーン展開する玉屋(福岡市中央区、山喜多映一代表取締役社長)はこのほど、本社機能を持つ「玉屋本店」の建物ビル壁面にある「TAMAYA VISION」のリプレイス工事を完了。6月10日、同店壁面を臨むロケーションにある賑わい広場(昨春開通した春吉橋の架け替え工事に伴う橋を迂回路橋を再利用したスペース)で点灯式を開催した。
「TAMAYA VISION」は2005年の開業当初から設置され、福岡の繁華街である中洲と天神を結ぶランドマークとして知られる。暗いイメージのあった夜間の周辺エリアを明るく照らすことでひったくりなどの街頭犯罪が激減し、治安改善への貢献で福岡中央警察署から表彰を受けた実績もある。また、2020年にはコロナ禍の医療・介護関係者に感謝を伝えるブルーライトアップを実施するなど、営業用途よりも地域の活性化や安心・安全に重点を置いた運用がなされてきた。
今回のリプレイス工事では、LED照明と動画ビジョンの中間的な役割を持つハイブリッド照明に変更し、演出面積約600㎡という国内最大級の屋外スクリーンにリニューアル。映像コンテンツとしては、従来からの地域や行政との連携による防犯や啓蒙、行政情報の発信はもちろん、地域の魅力の発信、また同店直近の賑わい広場で撮影した映像を流す、いわゆる「映える」スポットしての活用も予定されている。
点灯式では20時に合わせてビジョンでカウントダウンを行い、その後は地域のイベントや福岡の景色などの映像を放映。また、賑わい広場に撮影スポットを設置し、家族やカップルの撮影映像をビジョンで流すなどした。
同社では「地域の楽しみや情報を伝えるデジタルメディアとして幅広い演出が可能になる。地域との共存・共生を最優先にしたビジョンの活用により、地域の活性化に寄与してきたい」としている。
玉屋本店の目の前にある賑わい広場。点灯式当日はキッチンカーによる軽食販売も行われた