パチンコ・パチスロ プレイヤーの半数が「不満」 シーズリサーチ、EBI、APJ共同調査
アミューズメントジャパン2023年6月7日
シーズリサーチは6月7日、同社とEBI、APJが今年2月に共同で実施した遊技者動向調査の速報として、パチンコ・パチスロ遊技者の、パチンコ・パチスロを遊ぶことに対しての満足度を公表した。
パチンコを遊ぶこと全般について「満足」(満足とやや満足の合計)と回答したパチンコ遊技者(n=1,344)は54.1%。
パチスロを遊ぶこと全般について「満足」(満足とやや満足の合計)と回答したパチスロ遊技者(n=1,029)は53.8%。
いずれもほぼ同水準で、約半数が不満に感じていることがわかった。
「勝率」、「出玉」、「演出」、「ゲーム性」の要素についての評価を見ると、パチンコ、パチスロいずれについても、「演習」と「ゲーム性」については過半数が満足しているものの、「勝率」「出玉」について満足しているプレイヤーは3割台にとどまった。
年代別に見ると、パチンコ、パチスロいずれについても、各要素の満足度は18歳~29歳層および30代以下で高く、40代以上の年代で低いという傾向がみられた。(下図を参照)
表現を変えれば、40代以上層のプレイヤーほど、現在のパチンコ・パチスロの「勝率」「や「出玉」に不満を抱えている。つまり離反予備軍が多くいるといえそうだ。
本調査にもとづく遊技者の動向データをまとめた最新書籍(シーズリサーチ発行)『パチンコ・パチスロプレイヤー調査2023』は、2023年7月発売予定。本書籍の概要および購入の先行申込はこちらをご覧ください。