長野県遊協総会 平林憲男理事長を再任
遊技通信2023年5月29日
長野県遊協は5月26日、長野市のホテル国際21で第57回通常協総会を開催し、任期満了に伴う役員改選で3期目となる平林憲男理事長を再任した。
総会の冒頭に挨拶した平林理事長は、「全日遊連を始めとするホール4団体との連携・協力や情報共有を元に、直面する諸問題に取組み、コロナ禍前の遊技人口の回復拡大を目指して依存問題対策と健全営業に邁進していく」と述べた。
来賓祝辞では、長野県の阿部守一知事、全関東遊連の佐藤孔一会長、長野県警察本部生活安全部生活安全企画課の市川安秀許可事務局担当室長が登壇。市川室長は、小山巌本部長のメッセージを代読し、広告、宣伝等の適正化と依存問題対策の推進を求めた。
議案審議では、令和4年度事業報告、令和5年度事業計画決定の件など6議案を可決承認。事業報告では、組合員の現勢について、組合員44名、組合員店舗数113店舗(前年比10店舗減)、遊技機台数5万2683台(前年比3032台減)となったことが報告された。令和5年度事業計画では、依存問題への対応やガイドラインに基づく適正な広告宣伝、関係団体との連携を図ることなどを中心に各種事業に取組むことを決めた。
総会終了後に長野県警察本部生活安全企画課許可事務担当室の小林初雄課長補佐による「遵法営業の推進について」と同刑事部組織犯罪対策課の宮崎幸英課長補佐による「最近の暴力団情勢について」と題した記念講演が行われた。小林課長補佐は、遵法営業を推進する上で留意すべき点として、SNSなどの取扱いで勝手な判断をしないように求めたほか、宮崎課長補佐は、県内の暴力団抗争事件の事例や暴力団対策法で禁止されている行為を説明した。
当日は懇親会も開催され、長野県議会議員をはじめ、茨城県遊協の平文暉朗理事長、群馬県遊協の森山秀夫理事長、山梨県遊協の星野謙理事長ら業界関係者が多数出席した。