回胴遊商総代会・組合大会 大饗理事長が4期目の再任
遊技通信2023年5月25日
回胴遊商は5月23日、都内文京区の東京ドームホテルで「令和5年度通常総代会・組合大会」を開催した。
任期満了に伴う役員改選では、4期6年目となる大饗裕記理事長を再任。冒頭の挨拶で大饗理事長は、「スマート遊技機の時代に入り、これまで苦しい環境下でストレスを抱えたまま業務をされてきたと思うが、取扱主任者の労働環境の改善をしっかり進めていかなければならない。適切な対価を求める上で必要な付加価値を持った組織になる必要があるので、中古機流通業務のスキルアップをしながら、ホールやメーカーではやり切れない政治活動にも注力していく」と述べ、新役員の発足にあたり、47都道府県に政治担当の副支部長を置き、各地でホールやメーカーと一体となった政治活動を推進していく意向を示した。
組合大会では、警察庁生活安全局保安課の坂ノ上圭佑課長補佐が松下和彦課長の講話を代読。「スマート遊技機の導入による新たな遊技環境を健全なものとしていくためには、中古遊技機を適正に流通させることが必要不可欠となる。回胴遊商は、今後も健全な中古機流通を引き続き推進し、持続可能な流通システムの構築に努めて欲しい」と要請した。
当日は、全日遊連の阿部恭久理事長と日遊協の西村拓郎会長のビデオメッセージが上映されたほか、衆議院議員の田中和徳氏をはじめ、日電協の兼次民善理事長、日工組の榎本善紀理事長、全商協の中村昌勇会長ら多数の業界関係者が参加した4年ぶりとなる懇親会も開催された。