大饗理事長が4期目へ
アミューズメントジャパン2023年5月24日
回胴式遊技機商業協同組合は5月23日、東京ドームホテルで通常総代会と組合大会を開催。任期満了に伴う役員改選が行われ、総代会後の理事会で大饗裕記理事長を再任した。
組合大会で挨拶に立った大饗理事長は「昨年9月に中古流通のWeb申請がスタートし、6.5号機、スマスロ、そしてスマパチの登場と業界は新しい時代に入っている。時代が変化していく中で、私ども販売業者の業務をどう確立していくのか、この6年間ずっと考えていた。販売業者の業務は遊技機流通だが、業界の中で必要不可欠なもう一つの業務は、ホール、メーカーではなかなかできない政治的な活動だと思っている。遊技機の健全な流通はもちろん、政治活動にも力を入れることで回胴遊商がしっかりとやってくれているという付加価値を高めていきたい」と組合の存在意義をさらに高めるため、決意を新たにした。
そのほか、遊技機取扱主任者の労働環境の改善、日電協からホール納品前のスマスロの点検に必要な検査機具の供給が決まったことなどについても触れ、詳細は決まり次第報告するとしている。
組合大会の冒頭には警察庁生活安全局保安課の坂ノ上圭佑課長補佐が松下和彦課長の講話を代読。持続可能な流通システムの構築、中古遊技機の健全な流通へのさらなる取り組みを要請した。
組合大会後には4年ぶりとなる懇親会も開催。懇親会には衆議院議員の田中和徳氏や林幹雄氏らが来賓として臨席した。
※大饗(おおあえ)理事長の「あえ」の字は、正しくは上が「郷」ですが、ご覧の環境によっては正しく表記されない場合があります。