三重県遊協総会 地域に密着したホール運営と社会貢献に注力
遊技通信2023年5月24日
三重県遊協は5月23日、津市のホテルグリーンパーク津で第62回通常総会を開催した。
総会冒頭の挨拶で権田清理事長は、「今年度も厳しい経営環境は続くものの、スマート遊技機が登場するなど明るい兆しも見られ、今が転換点と捉え積極的な経営を行っていくべき時が来たと考えている。大阪IRが国に認定されたことから、依存問題での批判再燃が危惧されるため、引き続き依存問題対策には特段の配意が必要である」と述べたほか、厳しい経営環境下にあっても「社会貢献の灯は消さない」を信念とし、地域に密着したホール運営と災害対策関係の社会貢献に注力していくために、組合活動への理解と協力を求めた。
来賓挨拶では、三重県警察本部生活安全企画課の村田真紀子警視が行政講話を行い、「業界において策定した広告宣伝ガイドラインを遵守し、引き続き依存問題対策や社会貢献に積極的に取り組んでいただきたい」と要請した。
総会では、組合が支援している認定NPO法人・フリースクール三重シューレに、今年度実施したファン感謝デーの収益金の一部(34万9000円)を運営支援金として贈ったほか、県防連に災害時の簡易携帯セット4000個を寄贈。依存問題の支援活動などを行う三重ダルクに助成内定証を交付し、寄付型自動販売機を設置した事業に対して、公益社団法人みえ犯罪被害者総合支援センターから感謝状が贈呈された。
三重シューレの石山佳秀代表に目録を寄贈した権田理事長(左)