MIRAI 定時総会 新代表に金光淳用氏を選任
アミューズメントジャパン2023年5月18日
MIRAIぱちんこ産業連盟は5月17日、都内で第4期定時社員総会を開催。任期満了による役員改選期のため、臨時理事会を開催し金光淳用副代表理事を新たな代表理事に選任した。MIRAIの前身である同友会時代から計8年間代表理事を務めてきた東野昌一氏は、代表理事の任期を伸長できるのは8年までという定款に基づき退任し相談役に就く。
懇親会の冒頭で挨拶に立った金光代表理事は、「8年にわたって同友会、MIRAIを引っ張ってくださった東野前代表よりMIRAIの舵取りという非常に重い重要な役を仰せつかり身も震える思い」と心境を語りながら、「これまで業界団体が分裂していった中で、我々はコロナ禍のまっただ中の2020年に同友会とPCSAという2つの団体が合併した。会員企業の総店舗数は1100店を超え、一定の存在感のある団体となり、業界にお役立ちできるだろうという思いで運営している」という自負を述べた。
業界の現状については、新型コロナウイルス感染症が5類に移行し徐々にコロナ禍前の状態を取り戻そうとしていること、スマート遊技機の登場、日工組による地上波を使ったテレビCMの開始などを挙げ、「いままで先が見えないと感じていたこの業界に、明るい兆しが見えてきた」との見解を述べた。
その上で、「世の中の変化のスピードは、ひょっとしたら我々の業界の中だけで測る常識では追いつけなくなっている状況かもしれない。AIなどのデジタル技術の進化や、パチンコ以外にもゲーミング要素を持った娯楽が世界に日本に広がりを見せるている中、我々業界は一丸となってしっかりと社会と対話しながらもお客様の新しいニーズに応え、日本をパチンコで元気にしていく存在であり続けるための努力をしていきたいと思っている」と抱負を述べた。
懇親会に先立って開催された記念セミナーでは、東野前代表理事が約30分にわたり、業界団体に初めて参加したときの経緯、同友会の代表になった経緯、PCSAとの合併の段取りなど振り返りながら団体活動の思い出を語った。