東遊商が総会 中村理事長が8期目へ
アミューズメントジャパン2023年5月12日
東日本遊技機商業協同組合は5月10日、ホテルヒルトン東京お台場で通常総会を開催した。
冒頭挨拶に立った中村昌勇理事長は、「世界規模で猛威を振るった新型コロナウイルスの感染がようやく落ち着き、少しずつだがコロナ前のような生活に戻りつつある」との認識を示す一方、業界の現状については「いまはどん底かもしれないが、辛抱してこの難局を乗り越えていかなければならない」と危機感を示した。
中古機流通事業については、点検確認のスキルの向上とアウトサイダーや設置を専門に取り扱う業者との差別化を課題として挙げ、「東遊商の組合員に所属する取扱主任者が、責任と誇りを持ち、プロフェッショナルとして励んでいただけるよう、専門の教育機関を用いた知識の取得や労働環境の改善に向け、団体として取り組んでいく」と意慾を示した。
役員改選では理事22人と監事3人の候補者を選任し、総会後の理事会で中村理事長が再任された。中村理事長は8期目を迎える。
事業報告では、2022年度中に取り扱った中古遊技機の流通に係わる書類の変更承認申請書類の交付件数及び確認証紙発行枚数が18万2683件、31万4782台だったことが報告された。
総会後にはケイエスカンパニーとべステンの2社が組合に新規加盟したことが報告された。