山口のホール企業、KOSHOが自己破産を申請
遊技通信2023年3月30日
山口県内でパチンコ店「ハピネス」を運営していたKOSHOが3月14日に大阪地裁へ自己破産を申請したことを、信用調査機関が報じた。負債は、2021年5月期末時点で約6億円と見られる。
信用調査機関によると、同社は2018年に設立され、2019年に大丸より遊技場部門を譲り受けて「ハピネス」の屋号で4店舗を運営し、2020年5月期には年売上高約36億2000万円を計上していた。
その後、新型コロナウイルス感染拡大に伴う休業要請のほか、高射幸性遊技機の撤去も負担となり、業況が急速に悪化していた。厳しい資金繰りを余儀なくされるなか、2021年12月には決裁難に陥り、その後も事業環境は好転せず、先行きの見通しが立たなくなった。
なお同社は2022年6月頃に事業を停止し、同年8月31日に株主総会の決議により解散している。