スマスロ67台導入 『キング観光サウザンド名古屋駅柳橋店』
アミューズメントジャパン2022年12月29日
三重県、愛知県を中心に24店舗を展開するキング観光は全店舗にスマスロを導入した。
旗艦店である『キング観光サウザンド栄若宮大通店』(総台数1515台)は4機種75台、グループ最新店舗(2021年12月オープン)である『キング観光サウザンド名古屋駅柳橋店』(総台数1415台)は4機種67台のスマスロを導入している。比較的小型の『キング観光 新瑞店』(総台数398台)、『キング観光 笠寺店』(総台数460台)のいずれも3機種計8台を導入している。
『キング観光サウザンド名古屋駅柳橋店』では、スマスロは店内中央の、2方向からのエレベーターからすぐ近くのもっともアクセスのいい位置に設置。スマスロ導入時に、30φから25φの変更工事をおこない30φ機種を減台。このほか6号機を中心に撤去した。
同店の花田純一店長によると、スマスロを遊技しているプレイヤーは、『P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりVer.M08』や『新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~』などパチンコを遊技していた層をはじめ、『パチスロ甲鉄城のカバネリ』や30φ機種を遊んでいたプレイヤーなど幅広い。
「最初から、スマスロは自店メイン客層である若年層を中心に遊技されるだろうと予想していました」(花田店長)
コーナー近くにはサイネージで遊技の説明を表示しているほか、持ち帰りできるA4サイズの説明書も準備した。
「初めての事でしたので、トラブルを回避する為に想定できるトラブル対応やそれに伴うスタッフの説明もしました。遊技方法についても質問されると想定したため、スタッフには実機での説明を実施したほか、スタッフ向け説明動画も準備しました。しかし、遊び方についての質問は数件程度しかなく想像以上に皆様スムーズに遊技されておりました」(花田店長)
おそらくスマスロを遊技しているプレイヤーが比較的遊技リテラシーが高く、下調べをしたうえで遊技している層なのだろう。
ただし花田店長は、「離席の方法についての質問はしばしばある」と言う。同店では遊技機の右側に、休憩中・離席中に使用する札を設置してある。札をどこに置くのかは店舗によって運用が異なるので、わかりにくかったのかもしれない。
「この先色々な機種が導入されていく過程で、中年層や高年齢層まで認知されていってほしいと考えています」(花田店長)