都遊協理事会、ファン感セット賞品値上げしPR強化へ
遊技通信2022年12月2日
東京都遊協は11月29日、都内市ヶ谷の遊技会館で理事会を開催し、事業委員会からの提案を受け、来年2月と5月に開催する都遊協ファン感謝デーのセット賞品の値上げを決議した。値上げ分は広告宣伝費に充て、ファン感開催1週間前からYou Tubeを活用して既存のファンや休眠層の来店を促す。
さらに理事会では、スマート遊技機の導入に伴って複数メーカーのユニットが導入された店舗が出てきたことを受けて、平成27年に決議した貯玉再プレイの引き出し上限額及び来店ポイントの運用の見直しを行った、複数のシステムが入った店舗では会員カードごとにこれらの運用を行うことを認めた。会員カードが1枚で運用されているホールは従来通り。また、来店ポイントについては全日遊連から総付景品等のガイドラインの変更があった場合は、それに従うこととした。
各委員会からの報告連絡事項では、総務委員会の小島豊委員長が東京都で進めているギャンブル等依存症対策推進計画で都に意見照会したことを報告。依存症の定義が古いことや、計画案の記載内容に関する科学的根拠で説明を求めたが、満足のいく回答ではなかったことを明らかにし、現在、その素案がパブリックコメント期間にあることを報告した。
理事会冒頭の挨拶で阿部恭久理事長は、「新型コロナの感染者数が増加傾向にあるが、引き続きこの対策をしっかりと行うことで、これまで通り店舗からクラスターを発生させないよう取り組んでいきたい。また、11月にはスマスロの導入もあり、遊技環境も変わってきているが、我々にはまだまだすべきことがある。変えるべきところを変え、ファンの増加につなげられるよう、皆さんのご意見を賜りながら進めていきたいと考えている」と述べた。
また、理事会前に開催した臨時総代会で役員の補充選任を行い、理事会の席上、新しい専務理事に大栗正行氏を選任した。