「ドキわくランド聖蹟桜ヶ丘店」が多摩市と災害時協定を締結
遊技通信2022年5月26日
岩谷東明社長(右)と阿部裕行市長が締結書を交わした
関東を中心に「ドキわくランド」9店舗を展開する悠煇は、東京都多摩市と「災害時における指定緊急避難場所としての施設利用に関する協定」を締結した。
5月20日に多摩市役所で締結式が行われ、同社およびアミューズ(大阪府吹田市)の代表取締役である岩谷東明社長が出席。多摩市の阿部裕行市長と締結書を交わした。
この協定は、水害発生時や水害発生のおそれがある場合に、同社運営の「ドキわくランド聖蹟桜ヶ丘店」の立体駐車場を指定緊急避難所として利用するという内容。昨年10月に台風の影響で大雨洪水警報のレベルが最大に達した際、同店が独自に立体駐車場を避難場所として開放した経緯もあり、今回の協定締結に至った。
締結式で岩谷社長は「『ドキわくランド聖蹟桜ヶ丘店』は多摩市で16年営業しており、地元の皆様には大変お世話になっている。今回こうしたかたちで微弱ながらお役に立てるのは名誉なこと。このほか何かできることがあれば相談させていただきたいと思う」と挨拶した。
また、阿部市長は、2019年に台風19号が発生した際に台風だけでなく線状降水帯の影響から2000人超の市民が避難したことなど緊急避難所の必要性を述べた上で、「地域のランドマークとして親しまれている場所に避難できることは、市民にとってこれほど安心安全につながることはない。本当に感謝している。引き続きご支援とご協力をお願いしたい」と語った。