MIRAI定時社員総会、コロナ禍から脱却した事業計画を策定
遊技通信2022年5月19日
MIRAIぱちんこ産業連盟は5月18日、都内台東区のオーラムで第3期定時社員総会を開催し、第2期事業報告書承認の件、収支決算報告承認の件、第3期事業計画書案承認の件、収支予算案承認の件など上程6議案を承認した。この中で6号議案の理事選任の件では、辞任した加藤英則理事の補充として沖宗也氏(夢コーポレーション)の理事選任を承認した。
総会終了後の記者会見で東野昌一代表理事は「会員の皆さんが集まったかたちで総会を開催させていただいたのは久しぶりだった。MIRAIがスタートした当初は、新型コロナウイルスの影響に加えて遊技機の撤去問題などが重なり、苦しい状況の中でのスタートだったが、今期からは経済活動を中心に各種施策に取り組んでいくことになった。それと同時に今期はこの2年間で会員企業の休会・退会が相次いだことから組織を新しく立て直す年でもあり、いろいろな意味でやるべき事業が多々あると思っている」と挨拶。コロナ禍で中止にしていた人材育成部会主催の店長塾や、恒例事業である北海道での夏季合宿、理事会の地方開催、ストアコンパリゾンの実施など、各事業活動を積極的に実施していく考えを示した。
総会では警察庁生活安全局保安課の小堀龍一郎課長から書面が届き、事務局より読み上げられた。小堀課長からは新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策の徹底をはじめ、廃棄遊技機の適正処理、ぱちんこのめり込み・依存防止に係る各種取組の推進などが求められた。
また、総会後は今夏の参議院選挙に自民党から全国比例候補として出馬を予定している木村よしお氏をはじめ、全日本遊技産業政治連盟の執行部が来場。木村氏を業界の代弁者として国政に送り出すよう、阿部恭久会長、西村拓郎副会長らが支援体制の強化を呼びかけた。