オーイズミ 通期決算は減収減益
遊技日本2022年5月13日
オーイズミは5月13日、2022年3月期連結決算を発表。売上高107億93百万円(前期比15.7%減)、営業利益6億06百万円(同60.5%減)、経常利益5億63百万円(同67.8%減)、純利益3億89百万円(同67.1%減)と、パチスロ機などの機器事業が振るわず、減収減益で着地した。
遊技機販売が順調に推移したことに加え、経費削減等により、事前の業績予想数値からは上振れ着地した。
主力である機器事業の売上高は61億35百万円(前期比20.7%減)、セグメント利益は60百万円(同94.7%減)。遊技機部門において「パチスロひぐらしのなく頃に祭2」の再々販、「パチスロ東京レイブンズ」および「パチスロかまいたちの夜」などを市場投入したが、旧規則機の撤去に伴う入替需要に合わせた型式試験の適合が取得できず、新機種を販売ができなかったことに加えて、6.5号機を見据えた慎重な入替姿勢が継続していることにより、販売状況は厳しいものとなった。また周辺設備機器部門においても「樹脂研磨式メダル自動補給システム」、「多機能IC玉、メダル貸機」の拡販に注力してきたが、パチンコホールの設備投資スタンスは抑制的で厳しい販売状況が続いた。
23年3月期の連結業績については、売上高156億円(前期比44.5%増)、営業利益12億円(同98.0%増)、経常利益11億20百万円(同98.9%増)、純利益7億円(同79.9%増)を予想している。