全日遊連理事会 広告宣伝等に関するワーキングチームの編成を報告
遊技通信2022年3月17日
全日遊連は3月16日、都内新橋の第一ホテル東京でリモートを併用した全国理事会を開催した。
理事会報告では、現在、ホール関係4団体で広告宣伝の見直しについて協議を行っていることに関連し、全日遊連内にも「時代に適した広告宣伝等に関するワーキングチーム」を編成したことを報告。合田康広副理事長をリーダーとし、各常設委員会から選出したメンバーで、「遊技機の魅力を伝え、新規ファンの獲得や休眠層の復活など遊技人口の増加回復に資すること」「風営法や景表法などの関連法令に違反しないこと」「ホール間の過当競争につながらず、著しく射幸心をそそるものにならないこと」「事業規模や地域ごとに差がないようにすること」といった4項目を基本方針とし、ホール4団体での話し合いに臨む考えを示した。
また、日遊協内に設置された「遊技機の大型化に関する検討会」について、今後は遊技機の大型化、重量化だけではなく、多岐にわたる遊技機関連の検討を行うために「遊技機関連検討会(仮称)」とし、ホール従業員の騒音障害防止対策などと関連付けた話し合いをしていることが報告された。当初のテーマだった筐体の大型化については、引き続きホール従業員の労働環境や客の安全確保、さらには環境に配慮した遊技機開発を行うよう、メーカーに対して適時、要請していきたいとした。
決議事項では次期理事長選任の日程を決めた。4月20日から5月11日までを立候補者の受付とし、5月16日の所信表明を経て、5月20日の全国理事会で理事長候補者を選出、6月24日の通常総会時に開催する理事会で正式に選任決議を行う。