【連載】「DK-SIS白書2021年版-2020年データ-」活用術①
遊技通信2021年10月21日
オーナー様に必要不可欠な業界動向がこの1冊に集約!
活用術 第1弾「業界動向10大キーワード」
ダイコク電機
MIRAIGATE-SIS統括部
服部祐治上席講師
「DK-SIS白書」は、1年間に起きたパチンコ業界に関わる出来事をDK-SISデータとともに振り返ることができる業界唯一のデータブックとして、毎年刊行しており今年で18冊目となります。
パチンコ業界は、短期間において目まぐるしい変化が起こり、それを記憶・記録していくことは、多忙を極めるオーナー様にとって困難なことかと思います。
そこで手に取って頂きたいのがこの1冊です。
毎回冒頭の第1章に、「業界動向キーワード」として10大キーワードを掲載し、1テーマごとに解説しています(「DK-SIS白書 2021年版‐2020年データ‐」であれば、2020年の10大キーワード)。
昨年の2020年、真っ先に挙げられるのは「①新型コロナウイルス蔓延によるパチンコ業界への影響」です。新型コロナウイルスの蔓延により、この業界も甚大な影響を被りました。
2020年4月に発令された緊急事態宣言に伴い、全国的に休業が要請され、ほぼすべてのホール様がゴールデンウィーク期間を挟んで休業を行いました。また謂れのないクラスター発生のバッシングを受けたことも記憶に新しいことかと思います。
では新型コロナウイルスにより、業界はどの程度影響を受け、回復はどこまで出来たのでしょうか。
DK-SIS白書では、表1・37(下図表)のようなデータとグラフで振り返ることができます。
先述の緊急事態宣言真っ只中の4月〜5月は市場累計の稼動時間・売上・粗利ともに2019年年間平均の約20%まで落ち込み、緊急事態宣言明けの6月からは徐々に回復していき70%〜80%まで回復したことを解説付きで特集しています。
また10大キーワードには、「②改正規則の経過措置延長と自主規制の改定」や「⑧パチンコの新解釈基準機が登場、パチスロでも6・1号機が登場」といった業界の改正規則や自主規制の変更があった際に、そのポイントを明記し解説しています。
このような情報はネットで調べることもできますが非常に手間で時系列が曖昧なこともあります。DK-SIS白書を確認して頂ければ漏れがなく振り返りのチェックができます。
「未来を見通すために、過去を振り返る」。
今後もパチンコ業界は完全新規則機時代突入、スマートパチンコ・パチスロ導入など大きな変化となりうるトピックが目白押しです。その時々においてベストな選択をするための一助として、DK-SIS白書をご活用頂ければ幸いです。
DK-SIS白書2021年版-2020年データ-