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パチンコ業界ニュース

平和が1500人にワクチン職域接種 アミューズメントジャパン2021年7月12日

平和グループは7月9日から、新型コロナウイルスワクチンの職域接種を開始した。政府の方針に基づいて従業員が安全に働ける職場環境を整備することを目的に実施を決めたもので、平和とオリンピア、子会社でゴルフ場運営大手のPGMの職員やその家族ら1500人を対象に実施した。

職域接種の実施に当たり平和では、平和グループだけでなく、在京の業界団体にも呼びかけて、組合職員やその家族ら100人超が職域接種を受けた。参加した団体は全日遊連、都遊協、日工組、日電協、回胴遊商、全商協、東遊商、遊技産業健全化推進機構、パチンコ・パチスロ社会貢献機構の9団体。また、平和本社がある東京・東上野の近隣住民にも参加を呼びかけた。ワクチン接種にあたっては医師1人、看護師4人が対応した。


職域接種の会場となったのは平和の管理本部ビル。初日の7月9日には午前9時30分の開始時刻にあらかじめ予約した参加者が次々と訪れた。1階ロビーで受付と予診票の提出を済ませて8階の大会議室へ移動。モデルナ製のワクチン接種を受けて接種記録書を受け取り、15分間の休息を経て接種が終了した。

職域接種のプロジェクトを担当したのは管理本部の人事グループ。高橋康友マネージャーは「社内での集団免疫を早くつけて、早くみなさんが安心して出社できるようにしたいという思いがあった。それが加速できたことにはとてもよかった」と職域接種の意義を語る。

業界団体などにも接種を呼びかけた点については「グループの社員だけでなく、普段お世話になっている組合の方々やお取引先、東上野の町内会にもお声がけさせていただいた。CSR活動のひとつとして意義がある取り組みだと思いました」と説明。「コロナ禍の当初はパチンコバッシングもありましたが、ワクチンが広く行き渡って、みなさんが安心してホール様に遊びにいける日が来ることを願っています」と話した。

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